不動産投資経営について

金融の低金利やペイオフ、また少子高齢化に伴う不安定な年金問題など、将来への心配が絶えないこの時代。そこで今、限りある資金をより有効に、そして安心度の高い運用の方法として「不動産投資経営」が注目を集めています。

不動産投資経営って何?

「不動産投資経営」とは読んで字のごとく、利益獲得のために不動産事業に資金を投下することです。これには次の2つの方法があります。
  • ●不動産を購入価格以上で売りその売却差益を狙う。(キャピタルゲイン)
  • ●不動産を手放さずに賃貸化し賃料収益を見込む。(インカムゲイン)
前者(キャピタルゲイン)では、投資する不動産価格の将来的な上昇を如何に見極めるかが重要。しかし不動産価格の下落が続く昨今、その判断は非常に難しいというのが現状です。一方、後者(インカムゲイン)は定期的に安定した賃料収益が見込める確実性の高さが特長で、今日の不動産投資経営の主流となっています。 図1

不動産投資経営はずばり「ミドルリスク&ミドルリターン」

資金運用で一般的なのが預貯金と株式。では不動産投資経営とこれらを比較した場合どのような違いがあるのでしょうか。次の図をご覧いただくと、「預貯金」「不動産投資経営」「株式」それぞれの位置付けがおわかりいただけるでしょう。
図2
「預貯金」は金融機関等の破綻によるリスクは少ないものの、金利も低いため「ローリスク・ローリターン」と認識されています。反して「株式」は投資する企業の業績に応じ利益が変動するので、リスクもリターンも高くなるのは当然。ではなぜ、「不動産投資経営」がその中間、「ミドルリスク・ミドルリターン」だと言えるのか?それは、不動産価格の下落や空室増加、或いは地震等の災害によって建物損失というリスクはありますが、「土地」という基本資産を保有しているため、その価値がまたたく間にゼロになってしまう、という危険性が極めて低いからなのです。
預貯金 不動産 株式
見込み利益 金利 賃料・値上がり 値上がり配当
最大リスク 銀行破綻 倒壊損失 投資企業倒産
リスク&リターン

不動産投資経営の魅力

安定した長期収益

不動産投資経営の最大の魅力は、毎月安定した賃料収益が上げられる点です。例えば、株式や金融商品では配当率により収益性も変動しますが、不動産投資経営では入居者の確保ができれば、最小限のリスクで理想的な収益を期待することができます。
収益サイクル 収益性
株式 不定期(半年叉は1年) 不安定(企業業績に比例)
不動産 定期的(毎月) 安定的(入居者数に比例)

少ない資金でも大丈夫

株式や金融商品とは違い、不動産には大きな担保力があります。投資する不動産を担保とすれば金融機関からの融資も受けやすく、また月々の安定した賃貸収益を返済に充当できるので、その後の経済的負担も軽減。「将来のために何か資産運用をしたいけど、差し当たっての投資資金がなくて」という方にも、不動産投資経営はとても始めやすい資産運用法のひとつだと言えます。 図3

高い節税効果

固定資産税や管理費など、不動産投資経営ではさまざまな経費が必要なため、計算上は赤字になることも珍しくありません。ですが、この赤字分は他の黒字所得(会社員なら毎月の給与)と合算(損益通算)でき、結果的には所得税の還付が受けられ節税につながります。また、所有する不動産の相続税評価額が時価よりも安く(60~70%程度)なることが多いため相続税も節約できるのです。
図4